あなたにことしも
ありがとね
柔らかな微笑み
少し震えて
桜の花びらが
どこからかふわりふわりと舞い散る
とてもすてきな1日
机の上に置かれた便せんに
はらはらと桜の花びらがこぼれた
しっかり届いたかな
淡い青色も
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そうさボクは
ボクは生きている
でたらめだった事もあったけど
ボクは生きてきた
そしてボクは今もシアワセだ
ボクは君に出会った
ボクは君に恋をしてた
ボクは今
自分が素敵だと思う
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さ あ
僕は やがて 空になる
夜になって 君が眠る時
僕は 夜の一番高いところから
何処へも行かないよと キスをする
君が 一人の夜に 鏡を見ても
さびしい笑顔にならないように
一人ぼっちの朝を おそれないないように
さあ
君の所へ行こうか
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紫陽花のとき
綺麗な花びらが
静かに静かに散りました
微笑みながら
大空に向かって
のんびりと
彼方が
深呼吸をしたような気がシマシタ
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呟き
君から見えるところへ行くよ
僕の口が心で そう呟いた
君の事
もっとよく見えるように
小さな呟きをひとつ
君に残したら
また 朝が来た
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これから
僕の隣は空いてますか
遠くの空絵事をゆっくり眺めていたら
いるはずもないあの娘の姿を追いかけた
声をかけてくる人なんて 誰もいないのに
今日僕の隣には
誰か他にいますか
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踊ろうよ 夜に火をつけて
君に逢いに行く時
僕はいつも思っている
もしも、僕が手品師で
上手に夜に火をつけられたら
君はとうもろこしの馬に乗って
僕の汽笛を止めてくれるだろう
夜は少し年老いた
コイツを着替えて
もう一度君に逢いに行こう
君が毛布の中からはみ出してきて
目の前で踊りだすのが見たいから
夜のプラットホームの上で
君が素敵に踊るのが見たいから
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