外は雨

雨が降ってる そこかしこに 漂う雨 いつからか

君にだけわかる言葉

会いたい ときには 踊ればいいさただそれだけで歌う僕さ真っ暗な舞台で踊ればいいさ 9187

BYE

どうか一歩でも歩きたいそして笑顔を広げたいどうかどうか今日は 笑っておくれ 7715

そうこんな日も

僕は君の元へ帰っていく 僕はきっと ヒドイ格好をしているだろう 君の元へと帰って 暖かくしてもらって 服を脱ぐのを待ちきれない 帰りついたそのベッドで 雨の音を聴きながら 君の唄に巻かれて 目を閉じて眠りにつく 6980

今みたいなときは

なんでもない気持ちを 正直に話そう 思っている事は全部 後のことは考えない ボクは君が好きだ 6946

夢の中で

僕は野原に横たわる 向うからやって来る君を 待ちながら 毎日同じ場所で 向うから走ってくる 君のために その道が 消えないように じっとして、膝を抱えて 君の少し日焼けした 頬が ほんのり紅くなるまで 6787

あつい

さわると熱い 君の肩を 僕の腕の中に しまっておくよ 今夜はずっと 一緒にいようよ なんだか シーツの 懐かしい匂いがする 細い指が 透き通っている あんまり長く 見つめていたら 頬杖で 唇がこんなに傾いてしまった ねぇ 今夜はずっと 一緒にいようよ 6611

あなたにことしも

ありがとね 柔らかな微笑み少し震えて桜の花びらがどこからかふわりふわりと舞い散るとてもすてきな1日机の上に置かれた便せんにはらはらと桜の花びらがこぼれたしっかり届いたかな淡い青色も 6538

そうさボクは

ボクは生きている でたらめだった事もあったけど ボクは生きてきた そしてボクは今もシアワセだ ボクは君に出会った ボクは君に恋をしてた ボクは今自分が素敵だと思う 6220

さ あ

僕は やがて 空になる 夜になって 君が眠る時 僕は 夜の一番高いところから 何処へも行かないよと キスをする 君が 一人の夜に 鏡を見ても さびしい笑顔にならないように 一人ぼっちの朝を おそれないないように さあ 君の所へ行こうか 5620

紫陽花のとき

綺麗な花びらが静かに静かに散りました微笑みながら大空に向かってのんびりと彼方が深呼吸をしたような気がシマシタ 5485

呟き

君から見えるところへ行くよ 僕の口が心で そう呟いた 君の事 もっとよく見えるように 小さな呟きをひとつ 君に残したら また 朝が来た 4900

これから

僕の隣は空いてますか 遠くの空絵事をゆっくり眺めていたら いるはずもないあの娘の姿を追いかけた 声をかけてくる人なんて 誰もいないのに 今日僕の隣には 誰か他にいますか 4780

踊ろうよ 夜に火をつけて

君に逢いに行く時 僕はいつも思っている もしも、僕が手品師で 上手に夜に火をつけられたら 君はとうもろこしの馬に乗って 僕の汽笛を止めてくれるだろう 夜は少し年老いた コイツを着替えて もう一度君に逢いに行こう 君が毛布の中からはみ出してきて 目の…

頭の中には

君を想うとき 頭の中に散らかっているのは どれも君の履き古した靴 胸のドアにかかっているのは 雨で縮んだニットの帽子 どれも、これもみんな君のクローゼットからやって来た ボクの頭の中には君がいる 4044

たった二行のラブレター

池の畔にある古時計には針がない 数字だけが水に飛び込んで 魚みたいに泳ぎ始める 岩のうえでは 蛙が 自分より大きな欠伸をしている 白い雲がヨットになって さかさまに浮かんでいる 僕は 糸の付いていない棒っきれで うとうとしながら夢を釣る 「あの日君に…

テキーラの歌

向こうから吹き込んだ風が 僕にささやいた こないだは楽しかったね あのコの髪がとっても素敵に笑ってたから 猫がチョコレートを舐めていた 何処からか あの歌が聞こえ ラッパの音が飛んで来た みんな 楽しそうに踊り狂ってた僕は 石炭ストーブの上でおイモ…

夜 空

ちっぽけな夜空が いっぱいの星でボクを見送ってくれた ボクの所へ降りておいで 素敵な君 ボクの所へ降りておいで もう帰ろうかと思うとき 必ずあの娘がやってくる 3814

贈り物

ステキな贈り物 ボクの所へ降りてきた スカートを撒き散らして ボクの所へ降りてきた あんまり綺麗なものだから 星に願いを込めたよ 3651

風の色

昨日、風の色を見ていたら 君が通り過ぎていった 君が帰って 君の色ばかりが戻ってくる カレンダーの空白の色 君が着ていたシャツの色 コーヒーカップの底には 君を見送る僕の色 僕が書いた手紙の色は 風の色 3474

いつまでか しらない

待ってようか二つの岸辺に灯った未来を 一つに導くように走る冬まで 連絡船も僕たちに似合う季節を探して 船出した 港には 桟橋はあるけど 他に人影はない 僕たちは 透明な 透明な 約束を交わす いつか 必ず逢う為に 3405

みつけた

真新しいコップに 微かな笑い声がいっぱい いつも聞いてる声だけど ゆっくり 葉っぱが舞うように反復する ボク以外の 誰も分からない 小さな軋みの音も 喜びの音も 悲しみの音も 全部 ゆっくり 飾りがそげて 弾きだされる また見つけたよ 愛しい笑い声 3294

可愛い君の歌を 僕が歌う 君は聴きながら海になる 僕は歌いながら島になる 島の周り巡る日の暮れに 君は黒いドレスで踊りだす 少女の頃に聴いたリズムに合わせて 君は歌いだす 3227

雨風は朝に

風は長いドレスを着て 朝の通りを目覚めさせる ボクは朝と手を繋ぎ 夜まで君を待っていることにした 雨は遅れてやって来て ボクの眠りをくすっぐった 3160

波の音

波が浜辺でピアノを弾いている 僕は 丘の上で 寝そべって聴いている波はチョッとした言葉で 髪の長いキレイな魚をタクサン集める ポツンと浮かんだ金魚ばちからは 幸せそうに 海の真ん中に あの娘が飛び出したよ 3090

いい朝

今朝の風長いドレスを着て 雨が去った通りを目覚めさせる ボクは朝と手を繋ぎ アチコチの街角で踊った 3034

君は踊り子

僕が歌い始めると 君はいつも微笑んでいる いつものあの真っ赤なドレス まるで 裾に火がついたみたいに ボクのどんな静かな歌にも 君は合わせてカラダを揺する ボクの歌が激しくなれば 君のテンポも早くなる 僕はいつまでも いつまでも歌い続けたいと思う 29…

真っ白な雲が泳いだとおもったから

南の国の郵便局から 君にはがきを出した 南の国にしか売っていない キレイな海の模様の切手を貼って 絵はがきをポストに入れると はがきは ふわふわと 切手のなかの雲と一緒に 青い空に浮かんでいったよ はがきは 君のお家の ポストの中にストンと落ちた 君…

こんな朝さ

君とやろう 君としたかったんだ こんな、なんでもない朝を 僕はもう離さない 引っ張ってあげる 擦ってあげる したい事は全部するんだ 一番最後まで 僕は君に 持ち物を全部あげる 僕はもう 夜のことなんて 考えない 2820

あぁ

今日も雨が降る雨音が忘却の彼方から追いかけて来て雫のたれる音にひんやりとする悲しい事に冷たい 2760