2007-01-01から1年間の記事一覧
僕は やがて 空になる 夜になって 君が眠る時 僕は 夜の一番高いところから 何処へも行かないよと キスをする 君が 一人の夜に 鏡を見ても さびしい笑顔にならないように 一人ぼっちの朝を おそれないないように さあ 君の所へ行こうか 5620
綺麗な花びらが静かに静かに散りました微笑みながら大空に向かってのんびりと彼方が深呼吸をしたような気がシマシタ 5485
君から見えるところへ行くよ 僕の口が心で そう呟いた 君の事 もっとよく見えるように 小さな呟きをひとつ 君に残したら また 朝が来た 4900
僕の隣は空いてますか 遠くの空絵事をゆっくり眺めていたら いるはずもないあの娘の姿を追いかけた 声をかけてくる人なんて 誰もいないのに 今日僕の隣には 誰か他にいますか 4780
君に逢いに行く時 僕はいつも思っている もしも、僕が手品師で 上手に夜に火をつけられたら 君はとうもろこしの馬に乗って 僕の汽笛を止めてくれるだろう 夜は少し年老いた コイツを着替えて もう一度君に逢いに行こう 君が毛布の中からはみ出してきて 目の…
君を想うとき 頭の中に散らかっているのは どれも君の履き古した靴 胸のドアにかかっているのは 雨で縮んだニットの帽子 どれも、これもみんな君のクローゼットからやって来た ボクの頭の中には君がいる 4044
池の畔にある古時計には針がない 数字だけが水に飛び込んで 魚みたいに泳ぎ始める 岩のうえでは 蛙が 自分より大きな欠伸をしている 白い雲がヨットになって さかさまに浮かんでいる 僕は 糸の付いていない棒っきれで うとうとしながら夢を釣る 「あの日君に…
向こうから吹き込んだ風が 僕にささやいた こないだは楽しかったね あのコの髪がとっても素敵に笑ってたから 猫がチョコレートを舐めていた 何処からか あの歌が聞こえ ラッパの音が飛んで来た みんな 楽しそうに踊り狂ってた僕は 石炭ストーブの上でおイモ…
ちっぽけな夜空が いっぱいの星でボクを見送ってくれた ボクの所へ降りておいで 素敵な君 ボクの所へ降りておいで もう帰ろうかと思うとき 必ずあの娘がやってくる 3814
ステキな贈り物 ボクの所へ降りてきた スカートを撒き散らして ボクの所へ降りてきた あんまり綺麗なものだから 星に願いを込めたよ 3651